投稿者が安心できそうな利用規約(著作権)の電子書籍自己出版サービスよっつ

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甥っ子姪っ子を急遽預かることになったり、とあるサイトへの寄稿をはじめたりと、時間的な余裕がなく、相当期間放置状態になっていたSSのプロデュース関連ですが、姉も快気したということで、そろそろ本格的に復帰したいと思います。

Amazon Kindle by Robert Nelson, on Flickr Attribution 2.0 Generic (CC BY 2.0) 投稿者が安心できそうな電子書籍プラットフォームの利用規約(「著作権」のみ)Amazon Kindle by Robert Nelson, on Flickr Attribution 2.0 Generic (CC BY 2.0)

大手電子書籍出版サービスの「著作権」について

 

手始めに今回は、電子書籍出版サービスの利用規約、主に「著作権」についてのメモとなります。

もちろん「著作権」だけでなく、ロイヤリティや機能など含めた総合的な部分で判断しないと、ということはわかってはいるのですが……

が、どんなにロイヤリティのパーセンテージが高くても、システムが高機能でも、つくった作品そのものの権利がユーザー自身から離れてしまうような規約を掲げるサービスでは、そのサービスに登録する意味がないどころか、のちのち害にもなりかねません。

それに、利用したいサービスは数多くありますが、流し込みなどに手間も意外と時間もかかりますので、全部利用するのは現実的でないかと。

というわけで、まずは「著作権」の取り扱いに関しての安心できそうな電子書籍出版サービスを厳選し、そこから利用するサービスを絞っていきたいと思っています。

ざっと調べたところで、下記4サービスが ピックアップされました。

 

 

1.BCCKS

最近テスト使用してみたのですが、高性能な縦書き機能にびっくりです。

はじめは編集画面のインターフェイスに慣れないかもですが、慣れてしまえばどうということはないかと。

ちなみにロイヤリティは70%、基本無料で使用できます。

 

著作権

【第6条】(コンテンツの著作権)

本サービス上に存在するコンテンツのうち、上記のものを除くコンテンツで、本サービスの他のユーザーの創作にかかる文章、写真、イラストその他の創作物の著作権(著作権法27条、28条各所定の権利を含む)は、当該コンテンツの創作者であるユーザーに帰属するものとします。

BCCKS 利用規約より

”上記のもの”とは、”本サービスのシステムによって当社が提供するコンテンツ”ということで、創作者であるユーザーのコンテツ以外のコンテンツという意味だと思います。

ですので、「ユーザーのコンテンツ自体はユーザーのもの」という理解で問題ないかと。

 

2.ブクログ

出版サービス大手で、興味のある人で知らない人はいないであろう『ブクログ』ですが、実は以前『ブクログ』の利用規約が、「ユーザーの投稿物の著作権が『ブクログ』側に渡ってしまうのでは?」というような誤解が生じて、事情説明の記事が出された記憶があります。※記憶だよりですのでソースは探し中です。(ご存知のかたがいらっしゃいましたらURLなど教えていただけたら幸いです。)

現在の規約は下記の通りです。

著作権

第17条(テキスト・画像等の使用許諾等)

本サービスを利用して投稿されたテキスト・画像等の著作権は、当該テキスト・画像等を創作した者に帰属します。ただし、ユーザーは、本サービスサイト及び当社が単独で運営する、若しくは当社が提携するその他のウェブサイト上での宣伝告知等の運営の目的に限り、テキスト・画像等の全部又は一部を利用することをあらかじめ無償で許諾するものとします。

ブクログ ご利用規約より

この規約では、宣伝告知や運営の目的で使用する以外、「ユーザーの投稿物の著作権はユーザーに帰属する」ということです。

おしゃれさも使いやすさも規約もピカイチの『ブクログ』

これで縦書き機能があれば文句なしなのですが……。

 

 

3.Kindle KDP

amazonのキンドルダイレクトパブリッシング-KindleDirectPublishing-(KDP)という、電子書籍の代表といってもいい超絶有名な電子書籍サービスです。

ロイヤリティ70%ですが、日本在住の方は「源泉徴収税の税率軽減の申請」というかなり面倒な手続きをしないと、30%の源泉徴収が取られ、結局40%程度のロイヤリティになるようです。

著作権

6 アマゾンプロパティ・フィードバックの所有権および管理 本契約において申請者が当社に許諾する権利を前提として、当社と申請者の間において、申請者は、申請者の電子書籍についての著作権その他のすべての権利お よび利益を保持するものとします。当社は、本プログラム、アマゾンプロパティ、および申請者の電子書籍に関連して当社が使用または申請者に提供するすべて の素材(例えば表紙画像のない電子書籍に使用される標準の表紙画像など)に関する全ての所有権、著作権およびその他の完全な権利を持ちます。当社は、本プ ログラム、アマゾンプロパティおよび関連するマーケティングの条件、機能、および運営に関して全責任を負うものとし、完全な自由裁量権を有するものとしますが、当社 による電子書籍の使用は、本契約の条件に従うものとします。申請者が アマゾンプロパティまたは本プログラムに関して、Amazonまたはその関連会社に提案、アイデア、またはその他のフィードバック(以下、「フィードバック」といいます。)を提供することを選択した場 合、Amazonおよびその関連会社は、当該フィードバックを、何らの制限なしにまた申請者に対する何らの対価を支払うことなく、あらゆる方法で自由に使 用し活用することができます。本契約は、申請者に当社または当社の関連会社が保有または運用する知的財産または技術に関するライセンスその他の権利(あら ゆる商標または商号が含まれますが、これらに限定されません。)を許諾するものではありません。本契約は、適用される法または個別の許可に基づいて当社が 保有する権利を何ら制限するものではありません。

amazon KDP利用規約より

この規約が今回一番でわかりづらかったです。

”申請者は、申請者の電子書籍についての著作権その他のすべての権利および利益を保持するものとします。”

とあるので、申請者=著作者の著作権は保持されるのだと思います。

その他細かい部分は、基本的にKindleが提供する素材、場(システム)はKindle側が知的財産を保有し、個人の著作物に関しては個人が著作権を保持できる。※ただし、販売時のプレビューなどで著作者に無断で著作物を使用することもある。

ということだと思います。

 

4.forkN

ロイヤリティ70%、その他forkNで作ったファイルを別サービスで販売できるなどの特徴があります。

 

著作権

9.利用許諾等
9-1.会員が本サービスを利用し作成した著作物の著作権は、当該会員に帰属します。
9-2.会員は、本サービス上で必要な範囲の限りにおいて、弊社が無償で非独占的に利用者の著作物(テキスト、画像等を指すがこれに限らない)利用することをあらかじめ承諾するものとします。

forkN 利用規約より

こちらもブクログと同じく、会員の著作物の著作権は会員のものという規約です。

”本サービス上で必要な範囲の限りにおいて、”というもの多分宣伝目的の使用に関してだと思います。

実際に利用する事になりましたら、”本サービス上で必要な範囲の限りにおいて、”が具体的に何に当たるのか、問い合わせしたいと思います。

 

 

調査中

Google ブックパートナープログラム標準利用規約

わかりづらくて解読難航してます。

 

iBooks store

規約が英語のものしかない、しかも「著作権」項目が見当たらない∑(゚Д゚)

 

楽天Koboストア

9. 電子コンテンツ

obobooks.comにおける全ての電子コンテンツは、出版社又はそのライセンサーの独占的な財産であり、著作権法その他の知的財産法により保護されています。

楽天ブックス Kobo 利用規約より

とあるので、大丈夫だとは思うのですが、読者としての利用者の規約しか見当たらず、著作者の権利についてはまだページが見つけられない状態です。

 

Pixiv

イラストが有名な投稿サイトですが、小説投稿の機能もあります。

第17条 画像等の情報の使用許諾等
本サービスを利用して投稿された画像等の情報の著作権その他一切の権利は、当該画像等を創作したユーザーに帰属します。

Pixiv 利用規約

規約はこんな感じ。

ただし、Pixivでは作品販売はできませんので、小説を販売したい場合Pixivと同じ系列のネットショップのBOOTHを利用する必要があります。

BOOTH利用規約も規約の番号こそ違いますが、

第31条 商品等の情報の使用許諾等

本サービスを利用して登録された商品等の情報の著作権その他一切の権利は、当該商品等を創作・登録したユーザーに帰属します。

BOOTH利用規約

ということで、ほぼ同じ。

内容も一見問題なさそうです。

では、なぜ調査中かというと……

例のアレ ⇒ カオスラウンジ問題 ※投稿者の作品を投稿者に断りなくコラージュの素材として使用した事件

の件をちゃんと掘り下げていないので、「まだなんとも……」と言ったところです。

三年前の事件ですのでかなり風化しちゃってますが、一応ひと通り調べてみたいと思ってます。

 

番外

Literally WordPress

Literally WordPress

大手プラットフォームではありませんが、Wordpressで電子書籍出版が出来るプラグインだそうで、これはめちゃ興味アリ。

じっくり調べてます。

 

 

まとめ

以前、ユニクロのTシャツの利用規約があまりにもひどすぎるということで、話題になりましたが、初めによく見ておかないと投稿した瞬間に著作権を(サービスによっては著作人格権ごと)譲り渡す規約のサービスもあります。

※電子書籍のサービスではありませんが、実際の作品投稿型サイトにこのような規約があります。

 

サービス側としても、ユーザーから利用料とともに著作権もいただけるなら、「こんなに美味しいことはない」……のでしょうが、それでは利用者は登録を思いとどまる要因になります。

それはサービス側にとっても利益の損失と直結しますので、元も子もありません。

ですので、電子書籍出版サービスが欲しいのはあくまでも利用料であって著作権ではないと予想できますし、規約(著作権部分)も基本的に↓

  • 電子書籍出版サービスが提供するシステムや素材は電子書籍出版サービス側に知的財産権がある。
  • 著作者の著作自体の権利は著作者に帰属する。
    • ※ 著作権に関すしてトラブルが発生した場合、著作者が解決する。
    • ※ システム上書作の一部を表示する必要がある場合は、プラットフォーム側は著作者に断りなく著作データを使用できる。

という「サービスのシステム関連はサービス側、ユーザーの著作物はユーザーに権利がある」規約が主流のようです。

 

とはいえ油断していると、(先ほども言いましたが)著作権を知らずに譲り渡してしまう規約の投稿型サービスも無くはないです。

何かをつくる人間にとっての作品は命と同じくらい大事なもの。

自身の作品をハンドリングするためのキー「著作権」は、やはり優先度の高いチェック事項だと思います。

 

そう思って電子書籍比較サイトなども見てみたのですが、電子書籍出版サービス比較ブログはヒットしても、「著作権」に関しては項目が抜けているところがほとんどでした。

そんなわけで、今回大手自己出版サービスの「著作権」について調べてみた次第です。

今後、現在調査中の「Google ブックパートナープログラム」「iBooks store」「楽天Koboストア」「Pixiv(BOOTH)」「Literally WordPress 」も含め、ロイヤリティや機能、その他注意事項など含めた複合的なまとめを作りたいと思います。

 

 

参考にしていただければ、幸いです。

でっは~♪(*´∀`)ノシ

※くつきは著作権の専門家ではありませんので、実際の登録、投稿などは自己判断でお願いします。

 

 
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おまけ

SS創作支援の現状

ここのところ甥っ子姪っ子にかかりっきり……また、姉妹サイトで告知したのですが ⇒ ◆お知らせ◆ 『スクラップ&レコーディング』シリーズ近況、『MATCHA』オタク系コンテンツのライター参加等

『MATCHA』という訪日外国人向けサイトに寄稿したりなど、ちょいと忙しくしており、SSの小説の方がかなりの期間手付かずでした。

姉も快気し、甥っ子姪っ子の世話の負担も激減したということで、今後しばらくはSSのプロデュースに没頭したいと思います。

 

というわけで、ここ一週間ほどSSの小説ラフに目を通したり、今後の計画を建てたりして色々気づいたのですが、自己出版する場合これは通常1人の作業なんですよね。

いや~ほんと大変;;

書く以外の仕事が多くてかなり効率悪い気もします。

デザインは私が引き受けるにしても、その他校正や編集をするとなると、結構いっぱいいっぱい。

プラトットフォームの規約を調べたり、登録したりも意外に時間を取り、今までにない納期感にびっくりです。

 

それに書くこととと、編集することも相違点はあれど、基本的には別の才能が必要だと思います。

本気でやるなら編集のプロにお仕事おねがいする必要も出てくるのかもしれません。

 

なわけで、分業できるシステム、マッチングの方法、プロにお願いした場合の相場なども調べていく予定です。

 

 

 

 

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